いま、世の中で盛んに発信される「生理の貧困」。
そんなに多くの人が生理用品を買えないのでしょうか。
「数百円の生理用品がかえないなら、とっくに生活が破綻しているはず。」
「コスメやスマホにかけるお金があるのに生理用品が買えないというのはおかしい。」
という声も聞こえています。
いまやスマホなしでは部活の連絡も、仕事の連絡もままならない。それでもスマホを持つのは贅沢ですか。
経済的に困窮したシングルマザーは、子どもが成長して着られなくなった服を切って、生理用品の代わりにしました。
コロナ禍でアルバイトがなくなった学生は、生理用品が買えず授業を休みました。
こんな経済的貧困はもちろん、
「生理は恥ずかしいこと」「生理は汚い」という、根拠のない刷り込みによって、父子家庭の子は父親に生理が始まったことが言えず、生理用品を買ってほしいと言えませんでした。
そんな社会の認識の貧困もあります。
子育てに困難を抱える親のもとでは、ネグレクトによって、親に生理用品を買ってもらえない子がいます。
生理について、きちんと説明、教育されていない場合、使用後の生理用品を正しく処理できず、トイレに流してしまう人も少なくありません。
それはトイレの配管や下水管を破壊してしまったり、生理用品が海に流れ出して海洋汚染のもととなってしまっています。(生理用品は海洋ゴミの第5位と言われています)
経済的貧困、社会認識の貧困、知識の貧困、教育の貧困。
「生理の貧困」には、さまざまな貧困が存在します。
「生理」という女性特有の体のしくみによって、女性が生きづらさを抱えてしまう。
そんな世の中はもういらない。
だから、わたしたちは「生理の貧困」に真剣に取り組みたいのです。
男性でも女性でも気軽に生理用品を購入でき、生理について、生理中の体調について、遠慮なく話せる世の中になりますように。
誰ひとり、生理用品の入手に困らない世の中になりますように。